とれいん工房の鉄道省私文書館

鉄道関係の情報を中心としたブログ。主に未成線や廃線、鉄道史、宮脇俊三、関西の鉄道、ローカル線など鉄道趣味の外縁部を紹介します。

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宮脇俊三書評40作 (5)「汽車旅12ヵ月」

ここの姉妹サイト、「とれいん工房の汽車旅12ヵ月」の元ネタとなった作品です。


汽車旅12ヵ月 汽車旅12ヵ月
宮脇 俊三 (1982/04)
新潮社

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 1月から12月までの各月をテーマとして、12編の歳時記風にまとめた短編集。『時刻表2万キロ』や『最長片道切符の旅』が「宮脇旅行術実践編」とすると、こちらはその「理念編」になる。不要不急の旅をする上での心構えを語りかけてくれる。もちろん、「○○すべし」という精神論ではない。ただただ季節の移り変わりにあわせた鉄道旅行の楽しさをいつもの調子で語りかけてくれる。
[宮脇俊三書評40作 (5)「汽車旅12ヵ月」]の続きを読む
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  1. 2006/09/05(火) 20:05:49|
  2. 宮脇俊三の話

宮脇俊三書評40作 (4)「時刻表おくのほそ道」

時刻表おくのほそ道 時刻表おくのほそ道
宮脇 俊三 (1984/01)
文芸春秋

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 好評を博した『時刻表2万キロ』のローカル私鉄版。
 ただ、前作と根本的に異なるのは、宮脇作品では初めて同行者が登場したことである。文藝春秋『オール讀物』編集部の名取昭氏、その後任の明円一郎氏。双方ともマニアではないけど、マスコミ業界にしては珍しく鉄道趣味に対する関心も持ち合わせている。宮脇「芭蕉」と鉄道説法を繰り返す中で、見事な「曾良」ぶりを演じている。
[宮脇俊三書評40作 (4)「時刻表おくのほそ道」]の続きを読む
  1. 2006/09/05(火) 19:59:53|
  2. 宮脇俊三の話

宮脇俊三書評40作 (3)「時刻表昭和史」

時刻表昭和史 時刻表昭和史
宮脇 俊三 (1980/01)
角川書店
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 私が初めて読んだのは確か小学校4年生の時である。この本が刊行された翌年で、確か近所の市立図書館で借りて読んだ記憶がある。
 正直言うと、初見の時の印象はあまり良くなかった。教科書やら戦争やら軍人やらのエピソードばかりで、鉄道の話は少ない。そもそも昭和ヒト桁の鉄道史にはあまり興味が沸かなかった。
 昭和初期の近代史って、子供にはなかなか難しいと思う。三国志や戦国時代物のように英雄英傑が闊歩したり血湧き肉躍る物語があるわけでもないし、野口某や与謝野某のようにやたらと肩肘張ったヒトばかり登場してくる。
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  1. 2006/09/05(火) 19:57:19|
  2. 宮脇俊三の話

宮脇俊三書評40作 (2)「最長片道切符の旅」

最長片道切符の旅 最長片道切符の旅
宮脇 俊三 (1979/01)
新潮社
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 中央公論社の退社、『時刻表2万キロ』の刊行が行われた78年の秋。新潮社から依頼を受けて北海道広尾広尾駅から鹿児島県指宿枕崎枕崎駅まで延長13、319・4キロを旅した記録をまとめたのが本書である。
 最長片道切符(一筆書き切符)とは、同一区間・同一駅を経由しないで作成した片道切符の中で最も長い距離を有する切符のことを指す。当時22、000キロあった国鉄全線の6割方を連続して乗車する計算になる。
 この切符自体は種村直樹の『鉄道旅行術』(当時、日本交通公社)でお馴染みになった感もあるが、一ヶ月以上旅を続けなければ全区間踏破することが難しいこともあって、時刻表マニアのための机上での算術的お遊びと見なされてきた。この難題に、編集業から退いてライターとして独立したばかりの宮脇が臨んだわけである。
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  1. 2006/09/05(火) 19:27:31|
  2. 宮脇俊三の話

宮脇俊三書評40作 (1)「時刻表2万キロ」

とりあえず、こちらのページでは、紀行作家・宮脇俊三の作品を紹介していこう。まずは「時刻表2万キロ


時刻表2万キロ 時刻表2万キロ
宮脇 俊三 (1980/06)
河出書房新社
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 「紀行作家宮脇俊三」を初めて世にアピールした本がこれになる。27年間勤めてきた中央公論社を辞した直後に同時に発売された。
 国鉄職員にとっても利用者にとっても「道具」に過ぎない時刻表を耽読し、さらに「時刻表に乗る」ために旅行へ出かけるという。常人には、いや鉄道マニアの多数派にとっても理解しがたい行動を繰り返しながらも、有無を言わせぬ筆致で読者を異世界へと引き込んでいく。とにかくページを捲ると、宮脇節のオンパレードである。冷静で博識で、それでいて皮肉っぽさと子供っぽさを兼ね備えたテンポの良さが気持ちよい。
[宮脇俊三書評40作 (1)「時刻表2万キロ」]の続きを読む
  1. 2006/09/05(火) 19:21:33|
  2. 宮脇俊三の話

プロフィール

もりくち

Author:もりくち
関西在住の鉄道マニア兼バックパッカー。「とれいん工房」として同人誌を多数発行。2001年に「鉄道未成線を歩く 私鉄編」、2002年に「鉄道未成線を歩く 国鉄編」をJTB出版事業局(現、JTBパブリッシング)から刊行しています。日々の話は、下のリンク先にある「とれいん工房の汽車旅12ヵ月」へ。連絡先はmalmori●nifty.com。

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