とれいん工房の鉄道省私文書館

鉄道関係の情報を中心としたブログ。主に未成線や廃線、鉄道史、宮脇俊三、関西の鉄道、ローカル線など鉄道趣味の外縁部を紹介します。

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【宮脇俊三と中公 その3】職人的本作りの編集者宮脇俊三の誕生

 ここで宮脇の指導役となったのが、後に専務となる高梨茂であった。療養先から戻ってきたばかりの宮脇に対し、事細かには本作りの手ほどきを行う。宮脇はそのノウハウを引き継ぎ、次々と作品作りに没頭していく。同僚だった藤田良一は、この当時の宮脇の日常を「黒革のショルダーバッグを肩に、とことこと出社するや、集中的な編集作業をはじめる」と語る。体調優れず自律神経失調症かと医者にかかってみると乱視が進んでいたとのエピソードも残されている。いつしか職人的編集者として話題の作品を送り出すようになる。
 新進気鋭の作家であった阿川弘之の紀行文をまとめてエッセイストとしての側面を開拓したのを手始めに(『お早く御乗車願います』)、着実に実績作りを行っていく。本人が「この時期の忘れられない思い出です」(『途中下車』p.109)と語る、『松川裁判批判』(『中央公論』臨時増刊)を広津和郎とのコンビでまとめ上げたのもこの頃である。


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  1. 2006/12/10(日) 01:55:23|
  2. 宮脇俊三と中央公論社

プロフィール

もりくち

Author:もりくち
関西在住の鉄道マニア兼バックパッカー。「とれいん工房」として同人誌を多数発行。2001年に「鉄道未成線を歩く 私鉄編」、2002年に「鉄道未成線を歩く 国鉄編」をJTB出版事業局(現、JTBパブリッシング)から刊行しています。日々の話は、下のリンク先にある「とれいん工房の汽車旅12ヵ月」へ。連絡先はmalmori●nifty.com。

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