とれいん工房の鉄道省私文書館

鉄道関係の情報を中心としたブログ。主に未成線や廃線、鉄道史、宮脇俊三、関西の鉄道、ローカル線など鉄道趣味の外縁部を紹介します。

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【宮脇俊三と中公 その10 最終回】陳勝、忠臣の李斯、そして趙高

 ただ、宮脇も、中央公論社とそこで出会った人たちを忘れたわけでは決してない。
 国鉄関連の図書雑誌で有名だった中央書院という老舗出版社がある。近年、鉄道趣味人向けの出版にも力を入れるようになってマニアにも知られるようになった。 同社の社長だった故・竹森清氏。実は「風流夢譚」事件の時の『中央公論』編集長で、事件後、半ば追われるようにして会社を去っていった。そんな彼が奥様の実家の出版社を継ぎ、独立したばかりの宮脇と連絡を取り、自宅まで訪ねていったという。独立間もない宮脇の行く末を心配してくれたのだろう。「時刻表二万キロ」がベストセラーになった後、文春や新潮、角川など大手で仕事をするようになるまでの間、宮脇は同社の仕事をいくつかこなしている(後に『鉄道に生きる人たち』として単行本化)。
 一方、宮脇は、分割民営化の頃にも、同社でたびたび仕事をする機会があった。すでに紀行作家の大御所として名を知られていた宮脇がマイナー出版社で仕事をするメリットは少なかったと思う。ただ、国鉄の消滅で鉄道関連書の売れ行きが落ち込み、苦境に陥った先輩への恩返しの気持ちもあったのだろう。

鉄道に生きる人たち―宮脇俊三対話集 鉄道に生きる人たち―宮脇俊三対話集
宮脇 俊三 (1987/05)
中央書院

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  1. 2006/12/19(火) 00:23:23|
  2. 宮脇俊三と中央公論社

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もりくち

Author:もりくち
関西在住の鉄道マニア兼バックパッカー。「とれいん工房」として同人誌を多数発行。2001年に「鉄道未成線を歩く 私鉄編」、2002年に「鉄道未成線を歩く 国鉄編」をJTB出版事業局(現、JTBパブリッシング)から刊行しています。日々の話は、下のリンク先にある「とれいん工房の汽車旅12ヵ月」へ。連絡先はmalmori●nifty.com。

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